FX自動売買を利用するときの注意点

FX自動売買を利用するときの注意点

 

FX自動売買は投資家の「もっと上がるかもしれない」、「このまま持っていれば損失が減るかもしれない」という感情に左右されることなく、あらかじめ設定したルールを忠実に守って取引を行ってくれます。

 

FX自動売買のメリットは他にもあり、「投資家がパソコンの前に拘束されない」ということが挙げられます。システムが自動でトレードを行ってくれるので、投資家がパソコンの前に座って相場の状況を注視し続ける必要がなくなるのです。

 

しかし、そんな優れたFX自動売買にも欠点があるのです。それは、「突発的な相場の変動に対応できない」ということです。

 

FX自動売買はルールに従ってトレーディングを行いますが、何らかの経済事象が発生し、レートが激しく上下動する相場になると途端に機能しなくなってしまうのです。

 

例えば、「上昇トレンドが確認できたら、1ドル=123.00円で買い、123.10円で売り」というルールを設定していた場合、通常の上昇相場であれば0.1円分の利ざやを次々と稼いでくれますが、何らかの経済事象が発生し、レートが激しく上下動する相場になるとトレンドの発生を確認することが出来ず、円安方向に進んでいるのにシステムが買い注文を出してくれないという状態になってしまうのです。

 

FX自動売買が対応できない経済事象に「経済指標」があります。これは、各国の政府や省庁、中央銀行、経済団体が発表している経済に関連する統計のことです。

 

この経済指標が発表されたときは内容によって急激な相場変動が起こり、FX自動売買が機能しなくなることが非常に多いのです。

 

特に気をつけなければならない指標がアメリカの雇用統計です。この統計結果は米ドルに大きな影響を与え、為替相場が混乱状態に陥ることも少なくありません。

 

事前に経済指標の結果を知ることは出来ませんが、発表日時は知ることが出来ます。発表されるときはシステムの運用を停止しておくべきなのです。